特選集 マルシア/あなたの愛につつまれて

マルシア 特選集 マルシア/あなたの愛につつまれて歌詞
1.あなたの愛につつまれて

作詞:伊藤薫
作曲:三木たかし

肌に優しくしみ入るような
愛は静かな 小雨に似てる
傘は無くても あなたのそばで
胸の奥まで濡らしてほしい
まるで幼い少女が
小さく肩先震わせるように

※恋に泣かされて 今日まで来ました
だから淋しさに 慣れっこだったわ
あなただけでいいの あなただけがいいの
朝まで抱きしめて…※

許すそばから 秘密を減らし
ついに最後は裸になるの
そしてあなたに素顔を見せて
息を殺して瞳を閉じる
もしも夢なら教えて
頬に指先で爪を立ててみる

何故か恐いのよ 倖せ過ぎると
いつも哀しみの隣にいたから
あなただけが好きよ 何度でも言わせて
死ぬほど好きだから…

(※くり返し)


2.抱きしめて

作詞:蘭香
作曲:猪俣公章

あなたが選んだ人のことなど
どうかこれきり言わないでいて
悲しい気持ちを増やしたくないの
誰にも負けない 愛だったから
熱いその手に 包まれながら
同じ未来を 夢みていたわ
歩くはやさで 好きになるのに
別れは 別れは 急ぎ足

※強く抱きしめて そしてくちづけて
雨のボサノバが 泣いてる
強く抱きしめて そしてくちづけて
最後の“やさしさ”わたしにください※

このまま静かに死にたいなんて
きっとあなたを 苦しめるだけ
心配しないで わたしのことは
夢の雫が くもり硝子に
涙を 涙を 運ぶけど
今は泣かないわ みじめになるから
雨のボサノバを聞いてる
今は泣かないわ みじめになるから
いつものあなたで“さよなら”ください

(※くり返し)


3.待ちわびて哀愁

作詞:たきのえいじ
作曲:猪俣公章

待ちわびて哀愁 なぐさめはいらない
待ちわびて哀愁 背を向けないで

この街は広すぎるから
私がいても 気づかないでしょう
抱きしめ合った あの日の場面
なぞってみるだけで 涙がにじむ
淋しいね女って 鳥にもなれず
昨日の夢を 追ってるばかり
あなたにとって 今のこの私
ほんの 途中駅ですか
待ちわびて哀愁 黄昏が切ない
待ちわびて哀愁 心が寒い

あのビルの窓辺を染めて
夕陽の幕が 音もなく降りる
あなたの肩に 寄り添いながら
歩いていた頃の 私が見える
悲しいね女って 宝石よりも
輝く時が短いなんて
つま先立てて 胸にすがりたい
すべてあなたに預けて
待ちわびて哀愁 その腕を伸ばして
待ちわびて哀愁 私を抱いて

待ちわびて哀愁 黄昏が切ない
待ちわびて哀愁 心が寒い


4.笑顔で乾杯


5.回転とびら


6.ふりむけばヨコハマ

作詞:たきのえいじ
作曲:猪俣公章

夢の続きはおしまいですか
全て白紙にかえるのですか
もしも叶うなら この体投げだして
ついて行きたい
閉じたまぶたにあなたが映る
別れ話を打ち消すように
汗がにじむ程 もう一度抱きしめて
映画のように
恋はいつも 背中合わせ
追えば追うほど 手の平返す
ふりむけばヨコハマ くちびるが淋しい
ふりむけばヨコハマ 置いてきぼりね

港離れる外国船を
ひとり見送るホテルのロビー
あなたここに来て おもいではいらないわ
悲しすぎるわ
めぐり逢わせのいたずらなんて
それで終わりにしないで欲しい
そばに居るだけで華やかなひとときを
生きてゆけるわ
窓を叩く雨のしずく
たぶんあなたも旅人なのね
ふりむけばヨコハマ あなたしか見えない
ふりむけばヨコハマ 肌が恋しい

ふりむけばヨコハマ くちびるが淋しい
ふりむけばヨコハマ 置いてきぼりね


7.愛を置き去りに

作詞:伊藤薫
作曲:三木たかし

坂道を下りれば 海が見える
都会にも寄り添う カモメがいる
愛し合い死ぬほど ひかれ合おうとも
閉ざされて灯りも見えない
躰の傷ならいつか癒えるけど
心の傷跡 消えずに残る
美しい日々は あまりに短すぎて
哀しみばかりを 置き去りに…

明日から二人は 他人よりも
噂さえ届かぬ 行方知らず
微笑みの扉に 鍵を掛けました
思い出に変わるその日まで
優しすぎた人 あなたはいつでも
溢れる涙にくちづけくれた
両手を伸ばして あなたを探すけれど
虚しく幻 揺れるだけ…

次の人生が 許されるのなら
もう一度あなたとめぐり逢いたい
美しい日々はあまりに短すぎて
哀しみばかりを 置き去りに…


8.もう一度


9.卒業写真

作詞:荒井由実
作曲:荒井由実

悲しいことがあると開く皮の表紙
卒業写真のあの人はやさしい目をしてる

町でみかけたとき 何も言えなかった
卒業写真の面影がそのままだったから

人ごみに流されて 変わってゆく私を
あなたはときどき 遠くでしかって

話しかけるようにゆれる柳の下を
通った道さえ今はもう電車から見るだけ

あの頃の生き方を あなたは忘れないで
あなたは 私の青春 そのもの

人ごみに流されて 変わってゆく私を
あなたはときどき 遠くでしかって

あなたは 私の青春 そのもの


10.駅

作詞:竹内まりや
作曲:竹内まりや

見覚えのある レインコート
黄昏の駅で 胸が震えた
はやい足どり まぎれもなく
昔愛してた あの人なのね
懐かしさの一歩手前で
こみあげる 苦い思い出に
言葉がとても見つからないわ
あなたがいなくても こうして
元気で暮らしていることを
さり気なく 告げたかったのに……

二年の時が 変えたものは
彼のまなざしと 私のこの髪
それぞれに待つ人のもとへ
戻ってゆくのね 気づきもせずに
ひとつ隣の車輌に乗り
うつむく横顔 見ていたら
思わず涙 あふれてきそう
今になって あなたの気持ち
初めてわかるの 痛いほど
私だけ 愛してたことも

ラッシュの人波にのまれて
消えてゆく 後ろ姿が
やけに哀しく 心に残る
改札口を出る頃には
雨もやみかけた この街に
ありふれた夜がやって来る


11.雨の物語


12.別涙(わかれ)


13.秋桜(コスモス)


14.フォー・ユー…